2017年3月22日水曜日

ロリータ

スタンリー・キューブリック監督『ロリータ(原題:Lolita)』(1962)

中学生のときに原作を読んだ。古典文学、詩、言葉遊びがちりばめられていて、文学の素養がない私には難しかった。読み終わるのに一週間かかった
かわいい表紙


こちらの映画版では性的なシーンが一切削除されている。だから原作を知らないと「?」って展開が多々ある

象徴的
ハンバートがキルティを撃ち殺すところから映画はスタート

ハンバートとロリータの初対面


母・シャーロットがハンバートに迫っているところを目撃
気まずい…

真夜中にマヨネーズ一杯のサンドイッチを食べさせていいのか

この表情好き

目玉焼きを食べさせるロリータ
ハンバートが必死すぎて怖い
滔々と語るキルティ(ピーター・セラーズ)

ロリータのスナック菓子を食べる音がおいしそうでお腹空く

あくまで「普通の女の子」って感じでかわいいんだよなあ

ロリータへの独占欲がどんどん増していくハンバート

ハンバートはロリータに病的にのめりこんでいく。でも、それは彼女の魔性だとかがそうさせたわけではないと思う。原作でも、この映画でも冷静に見るとロリータはごく普通の女の子でしかない(もちろんかわいいけどね)。その普通さゆえに私は彼女に熱狂はできないけど、なんだか忘れらない